仕事でフィリピンに行く事が年に5、6回あり、渡航する回数を重ねるごとにSIMフリー端末に現地SIMでモバイル環境を作るメリットの大きさを感じる様になった。
最初のフィリピン渡航では何も分からないまま現地にて国際ローミングを行い、1日1980円も使ってデータ通信、2回目からは少し勉強して海外wifiたる物をレンタルして渡航。
ただ、渡航中にフィリピン国内だけでスマホやwifiを使う事を考えるとやはり現地SIMでの運用が圧倒的に安いし、便利!!
と言う訳で今回、フィリピンでの4Gデータ通信が出来ると言うことを大前提にHuaweiのSIMフリーwifi端末 E5776s-32を購入。
ま た、現在国内においてはE-MOBILE(現Y-MOBILE)のLTE端末GL06Pを使っているが、E5776s-32はdocomo、E- MOBILEのLTEバンド(band3)にも対応していたのでSIMを差し替えるだけで国内で使用できればと言う思いを乗せて早速チャレンジしてみた。
SIMのスロットは標準SIMとなっているのでまずはGP06PのマイクロSIMをアダプターを使い挿入。
4G通信を期待して待ってみるもののNo Serviceのまま全く反応がない。
ルーターの管理画面を開き(接続した状態でブラウザのアドレスバーに192.168.1.1、ID、PASSWORK共にadminにてログイン)設定を行うも全く、通信できずフォームウェアの問題かと思いバージョンアップを実行。
ちなみに最新のファームウェアはこのサイトを情報に入手。
2015年2月現在最新のフォームウェアのリンクを下記に貼っておきます。
↓↓↓
HEAWEI 最新ファームウェアをダウンロード
設定したAPN
APN:em.std
ユーザー名:em
パスワード:em
ただ、HUAWEI E5776s-32の管理画面では認証タイプを設定する項目が何処にもない。。。
仕方なくこのままQuick Setupに戻り接続してみるも全く電波をつかむ気配なし。。
ここでE-MOBILE SIMはあきらめ、準備していたMVNO SIM、OCN モバイルoneのSMS付きSIMにチェンジ。
なぜSMS付きSIMにしたかと言うと、格安SIMでの運用を調べる中で“モバイルみかん”さんのブログでこの記事を見たから。
SIM自体はアンドロイドスマホでの運用も考えマイクロSIMを選択し、変換アダプタにてSIMスロットに挿入した。
ただ、HUAWEI E5776s-32の保護フィルムには変換アダプタや2サイズ対応のSIMは×(バツ)となっており、これは若干気になりながらテスト。
で早速APNを設定して試してみる。
設定したAPN
APN:lte-d.ocn.ne.jp
ユーザー名:mobileid@ocn
パスワード:mobileで接続。
電波も掴みコネクトボタンを押すと無事通信を開始。
だが。。。。
4Gをほぼ掴まない事に加え、接続がすぐに切断され全く使い物にならない。
どうしようかと途方に暮れてググっていると、これまたモバイルみかんさんのこちらの記事を発見。
最後の望みを賭けてiimio SIM SMSを購入してみる。
また、今回は万全を期すため他の使い道に困る標準SIMを選択。
で、早速テスト。
まずはwifiの管理画面に入りAPNを設定。
設定したAPN:iijmio.jp
ユーザー名:mio@iij
パスワード:iij
でもってコネクト。
無事に通信は出来る様になったが、やはり4Gの電波を掴まず、たまぁーに電波を掴むもすぐに3Gへと変わる。
また、ネットワーク設定をautoにて行っているがすぐに切断されやはりとても不安定。
まぁdocomo回線を使うSIMって事で当たりまえと言えば当たり前の結果だか淡い期待を描いただけに複雑な気分。。。
ちなみに試して居る場所はxiのカバーエリア、バリバリの大阪市内の屋外である。。。
と言うことで国内での4Gでの安定接続はできると言う報告のブログも見かけるけど、私の環境では実現できなかった。
元々はフィリピン渡航用に購入したwifiであり、現地のsmart LTEで使えれば文句はないが今回実現出来なかった事で次の渡航の際に保険として海外wifiをレンタルして行くべきか考え中。。。
た、渡航したら結果を追記したいと思います。